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[UT3] GameRiot.comによるhypnoのインタビュー (全文和訳)

ポルトガル最高のプレイヤーが大会を魅了
By Slasher
最終更新2008年3月19日8:19PM

ネット上でのハンドルネーム”Hypno”で知られる20歳の若者Gaspar Machadoが
先日のPlay.com UnrealTournament3 1v1大会を制し20,000ユーロ~30,000ドルに
相当する賞金を勝ち取った。
彼はここ数年に渡り、ESWCとWCGで複数回手堅くベスト8の成績を収め
そして自身初めてとなるLAN大会のタイトルを手にしたのだ。
これらの功績に加えさらに、競技ゲームが開始されて以来取ることが出来ていなかった
メジャータイトルを初めて母国ポルトガルへ持ち帰ったという事にもなる。

Gamerit: UT3初となるメジャーなLAN大会のチャンピオンになった気分はどう?

Gasper “Hypno” Machado: 最高の気分だよ。
2004年から競技レベルでUTをプレイし始めて以来
UT2004の1on1シーンとか余り楽しく無い事もあったけど
プレイしてて本当に楽しくて気持ちがいいゲームタイトルで
こうして優勝できたのはとても良い気分さ。
勝者ゾーンでMartin “kiLLu” Reimann相手に2度もオーバータイムの末に
負けたゲームがあったけどその後はどういう気持ちだった?


本当に凄く辛かったね、だって率直に言って僕が全マップを支配してたし
彼はただ運が良かっただけだから。
みんなそれを分かってたよ、でもそれで良かったのさ。
そのお陰で僕は彼の戦い方が分かったし、ゲームプランを変えて
グランドファイナルに臨む事ができたんだ。

kiLLuはどんな風に運が良かったって思うんだい?

彼はとても少ない体力でうろうろしていた。
そして僕は完璧にマップをコントロールしていたけど
その時向こうが撃ったコンボがまともにヒットしたんだ、2つのマップ共にね。
簡単に言うと2つのマップ両方で全く同じ死に方をしたんだ、
とんでもないデジャヴ感で本当にひどく困惑したよ。

君自身がその優位な状況に得意気になってしまって
ショックコンボに対して無防備になったとは思わないかい?


確かに瀕死の体力だと思わせて置いて僕がコンボを食らってくれるように
彼が仕向けたかったのかもしれないけど、それでも彼はただ運が良かっただけだと
思ってるよ。
だってたった一回撃ったそれが当たったんだ、その一撃で決まってなけりゃ
こっちがミニガンに切り替えて終わらせていた。
そうは言ってもまぁ彼が先読みコンボが上手くて本当に良いプレイヤーなのは
事実だけどね。

グランドファイナルでのkiLLuに対してどういう風に戦略を変えた?

僕は彼のゲームスタイルを知ったよ、とても守備的でいつも
こっちの位置を音で探ろうとしてるんだ。
相手はいつも僕の位置を掴んでいた、だから僕は先読みする事をできるだけ最小限に抑え
出来る限り早い段階でリードを奪う事を心がけた。
そうしたら彼が焦らないといけなくなってそのせいで向こうは数フラグ失ったんだ。
本当に心理戦だったね。あと音により注意を払うようにした。
僕はそれまでのゲームで音にそれほど気を付けていなかったことに気づいたんだ
だからその反対の事を、少しだけどちょうど彼がしてたようにプレイしたね。
そして1ゲーム目、彼は常にこっちがアーマーを取りに来るところを待ち伏せてきた
2ゲーム目は僕はそれに気が付いて今回も待ち伏せにくるのは知ってたから、
細心の注意を払うようにしたよ。
2ゲーム目の最中僕はとってもリラックスしてたんだ。
なぜなら僕達二人はこの決勝の敗者に£5,000分けるように約束してたから
もしこれに負けるような事があっても良いと思えた。
僕は手ぶらで家に帰る事だけは絶対に嫌だった。だからこの約束をしたお陰で
とてもリラックスしてプレイできて、それまでのゲームより命中精度も上がった上に
更に賢くプレイすることもできたよ。

君は今までUT前作での大きな大会やその他のイベントでも
優勝した事は無かったけど、どうやって今回の心理戦で勝てるようになったのかな?


うーん、僕には全部のメジャーな大会に出場して、何度か良い成績を収める事もできてた
UT2004での経験があった。例えそれが全然僕に向いていないゲームだったにしてもね。
WCGにもESWCにもECGにも出場し、いつもトップ8かトップ5ぐらいには入ってたんだ。
UT2004はバランスが守備的に寄り過ぎてる上にシールドガンのせいで
うまくやってもフラグを速く稼ぐことができない。
でもUT3ではシールドガンでの防御なんてないし
ディフェンシブなゲームスタイルがそこまで上手くいかないように出来ている。
初代UTとUT2004の間のバランスだね
そして僕はUT2004を競技レベルでプレイしながらも初代UTを継続して遊んでた。
つまりUT2004からの1on1の経験、そして初代UTからの技術
それがUT3での更なる成功に繋がったんだと思う。

多くの人達がそれと同じ感想(守備寄りのバランス)をQuake3についても感じてるね。
これは主にシールドガンのせいだと思う?それとも他の要素のせいとか?


もし君がESWC2005のLauke対Falconのゲーム
(補足:15分マッチでオーバータイムの末僅か1対0のスコアで決まったゲーム)
を見てたら僕が言ってる事が解ってくれると思う。
UT2k4の守備的なゲームスタイルではシールドガンがとても重要な要素
まぁそれが無くても始終守備寄りにプレイする事もできるんだけど。
UT2k4はもっと即着系の武器が主体だから、ショックライフルやライトニングガンなら
当てられながらでもなんとか体力のコントロールを維持する事はできる。
UT3で同じシチュエーションだと代わりにフラックフル当てとかロケット直撃が来るから
死ぬのを避けようが無いんだ。

君は最近のESRealityのインタビューの中で、君がかつては“未熟過ぎて”
そしてUT2k4が全く君に“適していない”と答えていた。
これらのコメントが意味する所を教えてくれる?


その頃僕はまだ若すぎてプレッシャーに対しどうして対応したら
良いのかが余りわかっていなかった。
今はもう20歳になってそれが僕を大きく成長させたと思う。
それからUT2k4は僕に合ってない、なぜなら前言った通り全体的に守備寄りのバランスで
その上即着系武器全部が強力過ぎて、そして僕が最も得意としている
ロケットランチャーが弱過ぎるからだよ。
それに加えて僕はポルトガル(補足:回線事情が悪くPing的に不利)に住んでいるから
自分のゲームスタイルを即着系中心より範囲攻撃寄りに適応させる必要があった。
そしてUT3だとロケット、フラック、ショックコンボののような攻撃だけでも
大体のゲームで勝つ事が出来るが、UT2k4においてそれは不可能なんだ。
UT2k4はもっとPing依存度が高く即着系武器にバランスが寄りすぎてる。

全参加者の中でも君を一番苦しめたのはkiLLu?
それとも他の誰かで良いゲームをしてると感じたのは?


このトーナメントで対戦した中でベストプレイヤーはkiLLuだと思うよ。
彼のゲームスタイルは僕に対して完璧だった、そして僕の動きを
本当に良く予測してた。彼だけはほとんど僕の先読み攻撃を食らう事が無かったけど
それは他の相手に対しては常に効いていたんだ。

先読みレールガン野郎め!ごめん。
君とkiLLuは確か優勝賞金を準優勝者に£5,000分ける約束をしたよね?
どうしてそういう決断をしたの?


優勝者に£20,000あげて準優勝者にゼロっていうのは馬鹿げてるからさ。
だって想像してごらんよ、試合が本当に良い勝負でオーバータイムの末に1フラグ差で
決着したとしたら、2位で終わった人は永遠にショックから立ち直れないよね。
僕なら少なくともそうなるし、だからこの決断を取ったよ。
僕からこの提案を持ち掛けそれに彼が即同意して、握手を交わしたんだ。
賞金を受け取ったらできるだけ早いうちに彼の取り分をすぐ送ろうと思ってる。

君はポルトガル人のチームまた個人として初の競技ゲームにおけるメジャーな大会の
優勝者になった。母国にタイトルを持ち帰る気分はどうだい?


母国が僕を誇りに思ってくれるような事をできたのは素晴らしい気分さ。
例え僕たちの経済が一杯問題を抱えてたとしても
ここでの生活が大好きだし他の国へ移住する事はまず無いと思う。
まあそうしようとする事はできるかもしれないけど遅かれ早かれ帰国するだろうね。
僕がUnrealTournamentの競技大会に身を投じてからは
ポルトガル内でのゲーミングコミュニティ全体がとても注目してくれてるよ。
僕は参加した大会ほとんど全部で良い結果を出し続けてるし
UTはポルトガルがグループステージを突破したただ一つのゲームだから
プライドを持ってる。ただ他のゲームでの成績は良くないから
それはちょっとだけ残念だけど。

Play.comのイベントは全般的にどうだった?

正直言って悪かったと思う。用意されたPCについてはまぁ許容レベルだったけど
高性能では無かった。モニターにTFTが使われるのは事前に知ってたし問題無かったよ。
家ではまだ古い19インチのCRTでプレイしてるんだけど簡単に慣れる事ができたから。
管理者はあまり優秀では無かったけどあまり悪くも無かった。
このイベントでは報道面の不備が悲惨で、QuadVがどうして来てなかったのかは
理解に苦しむね。もしQuadVで中継されてたら最高だったのに。
でも競技自体については素晴らしい内容だった。
2005年以降で開催された最もレベルの高いUTのトーナメントになったし、
UT大会史上で一番賞金金額を弾んだ大会の一つだったんじゃないかって思うよ。
まあ賞金金額が一番多くないとしても優勝できてうれしいね。

イベント開催地ウェンブリーについての感想は?

凄くかっこ良かった。
UTトーナメント以外のゲームでplay.com開催のイベントが凄いっていうのは聞いてたし。
ただ時間が無かったせいで全然見て回る事ができなくて。
でもウェンブリースタジアムを外から見れた、本当に壮大な建物だったね。

i33の大会には参加するつもり?

そのつもりさ。だから家に帰ってまたイギリスに向かう予定・・・4日間かそのぐらいかな?
ほんと変な感じ。

その大会は更に困難なものになるかそれとも更に楽になるかどう感じてる?
2連覇できそうかい?


楽になるだろうね。例えチームdignitasのデュエルプレイヤー全員が
参加したとしても、それで確かにとてもレベルは高くなるだろうけど
その他に有力選手の参加予定は聞いていない。少なくともkiLLuは参加しないと聞いたよ。
僕自身はiシリーズがPlay.comと同じ程度かそれ以上にレベルの高い大会になることを
望んでいる、例え賞金金額がとても少ないにしてもね。

i33が終わった後、大会がほとんど開かれそうにない兆候がある。
WCGが過去UTシリーズをサポートしてきた数少ないメジャーな大会組織だったけど
そのWCGでさえ今年はUTの採用を見送った。
UT3の競技シーンに未来はある?


うーん、まだユーロカップがあるよ。賞金はほんのちょっとだけしか出ないけど
本当にレベルは高くなるだろうし。そのファイナルはLANでの対戦になって欲しいと
願ってるけどそれは無いだろうね。
ああ、あと一試合勝利する毎に賞金が支払われて君ならそのトーナメントの全試合
勝つことができるよって言われた事がある大会、GameStarLigaがあった。
この大会は招待選手だけのもので、現時点で僕は招待されていない。
その意向が変わることを望んでるけど。
それからまだESLのメジャーシリーズがあるね、このLANでのファイナルにも
進出できたらって思ってるよ。
もっと魅力があるのはDigitalGames開催の大会なんだけど
残念ながらUT3は採用されていないんだ。
つまるところUT3の競技シーンに未来はある。
でもそれはそれ程長期に渡っては続かないかもしれない。

大会開催がだんだん先細っていっても競技し続けるかい?

スキルの高い競争相手が居る限りはやり続けると思う。
僕はこのゲームを心から楽しんでいる、だからこそプレイし続けるつもりなんだ。

この記事へのコメント

- NPU - 2009年06月14日 11:11:13

いなおさんのブログからやってきました。

翻訳乙です。
HypnoがUT3をこんなに評価してたとは思わなかったw
時代はHypnoなんですな。
2k4でも十分にトッププレイヤーだった人がこう言ってくれるのはうれしいですね。

- rafael - 2009年06月14日 13:36:56

コメントどうもです。まさかこんな辺境の地でNPUさんを見るとは思ってもみなかったw
cpeさんが気付いてたのも予想外。リンクで俺の所だけ超浮いてる気がして恥ずかしい。

何気ない評価だけど第一人者が公言することで嬉しさがありますね。
hypnoは確か12歳でUnrealやり始めてシリーズ全部やってるUT大好きっ子のようです。

この一年前の言葉通り今も現役で居るのはうれしいですが
LAN大会が全く無いのでモチベーション維持の点でかなり心配です。
プレイ面のみならずあっちのコミュニティに存在感を持ってる特別な人なので
hypnoがinactiveになった時は結構ヤバイ気がしてます。

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